造船業

浮きドック

浮きドック(ウキドック)

浮きドックは、船舶の修理やメンテナンスを行うために使用される、特殊な構造を持つドックの一種である。フローティングドックとも。水面に浮かべることが可能な施設で、主に船体の下部や水中部分の点検、修理、塗装などに用いられる。

浮きドックは、注水して沈下させたのち船を導入して船台(せんだい:船を載せる台)に固定し、水を抜くこと船ごと浮上する。ドライドックとは異なり、船舶を陸上に引き上げる必要がなく、限られたスペースで効率的に作業を進めることができる。このドックの利点は、移動が容易であり、固定設備に依存しないことから、様々な場所での使用が可能である点にある。また、様々なサイズやタイプの船舶に対応できる汎用性の高さも特徴である。しかし乾ドックと比較して維持費が高いとされている。