海運業・物流

沖仲仕

沖仲士(オキナカセ)

沖仲仕とは、陸から船への積み込みを含む船内荷役労働者の古い呼び方である。おきなかせ、おきなかしなどと読む。現代日本では、過去沖仲仕と呼ばれていた職業は、港湾労働者と表現されることがほとんどで、沖仲仕という言葉を差別的であると解釈する向きもある。歴史的には、およそ1970年代以降にコンテナによる輸送体系が一般化して以降、いわゆる体力勝負であった沖仲仕としての業務は減少し、荷揚げ・荷下ろしの業務は機械化され、それが現代まで続いている。重労働であった沖仲仕の業務は暴力団などとの親和性が以前は高く、神戸山口組のルーツにもなったことなどから、港湾での業務内容が一変した今、過去との繋がりを希薄化させるため沖仲仕という言葉は積極的には使われなくなった。