造船業

排水量

排水量(ハイスイリョウ)

排水量とは、船体が水に浸かることによって押しのけられる水の量のことであり、船舶の重要な特性の一つである。この数値は通常トン単位で表され、船舶のサイズや積載能力を示す指標として使用される。排水量は、空の船体(軽荷排水量)と満載状態(満載排水量)で異なり、この差は船舶の積載能力を反映する。例えば、大型のコンテナ船やタンカーは、数万トン以上の排水量を有することが一般的である。

軍艦では排水量でその船の大きさを評価することが一般的だが、商船ではこの指標は重要ではない。なぜなら、大きさよりも積載量で評価する方が実用的なためである。逆に、軍艦は積載量が問題になることはまずない(ほぼ全ての航海で、積み荷の量が過度に上下しない)ため、排水量での評価は妥当性がある。