艤装工事(ギソウコウジ)
艤装工事は、船舶が造船所で船殻(船の骨格と外郭)の建造を終えた後に行われる工程であり、船舶の運用に必要な装備やシステムの設置、調整を行う作業を指す。この工程には、機械設備の取り付け、電子機器の組み込み、船室の仕上げ、安全装置の配置などが含まれる。艤装工事は、船舶の種類や目的により異なるが、商船、漁船、レジャー用船舶、軍艦など、あらゆる種類の船舶に共通して必要な工程である。
重要なのは、船舶の安全性、機能性、居住性を最適化することであり、これらの要素は船舶の運用効率と直結している。操舵機や係船・荷役装置、住居に関する設備などを艤装する船体艤装と、動力やエネルギーに関わる主機、補機(発電機)、ボイラー、プロペラなどを艤装する機関艤装、そして電装系関連(配線、電気機器)などを艤装する電気艤装の3つの工程が存在する。
