海運業・物流

原油タンカー

原油タンカー(ゲンユタンカー)

原油タンカーとは、油槽船とも呼ばれる石油タンカーのうち、原油を運搬する船舶を指す。原油タンカーは大量の原油を油田から製油所まで輸送することを目的としているため、同じ石油タンカーであるプロダクトタンカーと比較して、圧倒的に大きい。いわゆるパナマックスサイズの55,000 トンから、最も大きい部類では44万トンを超えるULCC(超大型原油タンカー :Ultra Large Crude Carrier)まである。このような大きさの船舶は、満載状態では入港できないことがあるため、沖合で別の船舶に積み荷である原油を積み替えることもある。そのような船舶はやはり運航の手間がかかるため、航路や港湾で制限が少ない 30 ~ 40万重量トンまでのタンカーが現在では主流と言える。

なお、原油タンカーでの事故(原油漏れなど)は極めて多くの被害を出すため、他の船種よりも設計・運航においてより厳しい規制が存在する。