LoLo式荷役（ロロシキニヤク）
LoLo式荷役は、主にコンテナや重い貨物の海上輸送において使用される荷役方法で、Lift-On/Lift-Offの略。クレーンやその他の機械を利用して貨物を船に積み込み、また陸揚げする手法を指す。この方法の特徴は、その効率の高さと安全性にある。特に、コンテナ輸送が主流の現代の海上物流では、LoLo式荷役は標準的な作業方法とされている。コンテナ船では、標準サイズのコンテナを積み下ろしする際にこの方法が用いられる。一方で、重量貨物専用船舶では、大型の建設機械やその他の大きな貨物の取り扱いにLoLo式が採用される。この方式には、貨物のサイズや重量に応じて様々な種類のクレーンや機械が必要とされるため、その種類は多岐にわたる。対義語はランプウェイを用いて車両で貨物を運搬するRoRo（Roll on/Roll off）式荷役。
