海運業・物流

LPG船

LPG船(エルピージーセン)

LPG船とは、液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas、略してLPG)を輸送するために特化した船舶を指す。LPGはプロパンやブタンが液化したものを指すが、これは石油精製時あるいは天然ガス産出時に抽出したものである。LPGは常温、常圧では気体であるが、船舶内では高圧か低温の状態で液化して輸送される。このため、LPG船はLNG船同様、高度な安全技術が求められる。他方、プロパンやブタンは常温加圧や低温常圧、定温加圧などで液体になるため、LNGのように-162℃などとする必要はないため、比較的扱いやすいと言える。それでも、船体は二重殻構造を採用し、燃料漏れに対するリスクを最小限に抑えるなどの対応を施す。全般としてLNG船に比べるとやや小型で,大型のものでも積載量は10万立米に満たない。